新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

銀河漂流

aozoraremon2007-01-10

 
振り向けば
銀河
 
夜を過ぎてゆく
君のため息
 
流れ星のように
人生は過ぎて
 
太陽の季節
山の背に
落ちてゆく
 
故郷離れて
17年になろうか 
未だ
ホームシックに
かかったこともなく
母の手料理を
食べたいとも
思わず
 
それだけ
家族は
いつも応援してくれていた
離れていても
いつもいつも
愛を届けてくれていたのだ

つくづく 
感謝しかない
 
振り向けば
故郷は
未だ変わらぬ
胸の中にある
 
生まれたところだけが
故郷ではない
 
故郷は
場所ではなく
 
故郷は
魂の奥に
今もある
 
永遠に
美しい
我が
故郷よ
 
いつでも
帰れるけれど
 
時が
満ちるまでは
現象界で
しっかりと
地に足を着け
 
今を
生るんだ
 
たとえ
未熟で果てるとも
 
人生に
 
経験と
感動の
星座よ
 
輝け!!