振り向けば
銀河
夜を過ぎてゆく
君のため息
流れ星のように
人生は過ぎて
太陽の季節も
山の背に
落ちてゆく
故郷離れて
17年になろうか
未だ
ホームシックに
かかったこともなく
母の手料理を
食べたいとも
思わず
それだけ
家族は
いつも応援してくれていた
離れていても
いつもいつも
愛を届けてくれていたのだ
つくづく
感謝しかない
振り向けば
故郷は
未だ変わらぬ
胸の中にある
生まれたところだけが
故郷ではない
故郷は
場所ではなく
故郷は
魂の奥に
今もある
永遠に
美しい
我が
故郷よ
いつでも
帰れるけれど
時が
満ちるまでは
現象界で
しっかりと
地に足を着け
今を
生るんだ
たとえ
未熟で果てるとも
人生に
経験と
感動の
星座よ
輝け!!