2006-07-24 悲しみ 詩 くるくると まわっているのに 誰も それに気づかない 当然のように 朝が来て 当然のように 夜になる まるで 動いているのは 己ではなくて 空のほうだと 思ってしまう みんな 自分が 正しいと 思っている みんな 自分の 世界を 見ている つながっているのに 見えないからと その つながりを 簡単に 否定してしまう その 悲しみを 地球は きっと 知っている