自転車で降りて行った 港 多分一人でその港へ行ったのは その日が初めてだったのかもしれない 港の端の草むらには あちらこちらに その役目を終えていた 老船が転がっている 船は何も語らず 船頭のいない ただ 夏のそよ風に吹かれながら 青空を見上げながら …
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