手から離れた風船は 空へ空へと 昇りゆくまるで そこが古里の ように離れて 消えてゆく空の彼方の波打ち際に 旅に疲れた 風船たちが一つ 二つと 打ち寄せる遠い 青い星の 手放した子を 思い出しながら
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