2018-03-05 壁 詩 目の前に 立ちふさがっていた壁が いつの間にか 背中にある壁を乗り越えたわけでもなく壁をくり抜いたわけでもなく壁は いつの間にか 背中にある新たな視界が そこに広がり古い視界は もはや消えてそれが 進化か退化か 僕は知らないただ カオスに煮詰まったときこそ 恐れずに 新たなカオスをぶち込むと 見えていなかった 表現の方向性が 見えてくる目の前の壁を 煮詰まりを 必要以上に恐れるな