新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

雪虫

明けきらぬ早朝
風の音が変わった

午前中
93歳の懐かしいおばさんが
久しぶりに家を訪ねてきた

昔おばさんも
病院の付き添いをしていたという
頭に来ることも多々あったという

蕎麦を食べ
父の運転で駅へ

ハローワークへ向かう途中
雪虫が飛んでいた

あれから1年が過ぎた