夢の中
知らない街の
知らない家で
懐かしいR.O.と
久しぶりに会う
そこには自分を含めて
3人いて
残りの一人は誰か分からない
とつとつと語る
君は過去形で
「そのまま働いていたら死んでたかも」
って言っていた
ストレスだったんだろう
実際、あの頃は、
「ストレスってどうしていますか?」
って尋ねられたことがあった
めったに話しかけない自分が
君にだけは
変に馴染んで喋りかけていた
あの頃
朝になり
夢だったと認識しつつ
消えてゆく
君を思っていた
全ては自分の物語
救うも
救われないも
物語
どこかにいて
どこにもいない
君よ