2014-05-24 忘れんなよ 詩 記憶の扉 母の実家 爺ちゃん 婆ちゃん こらこら 勝手にテレビのチャンネルを 回すんじゃない ああそれならいいぞ 「まんが日本昔ばなし」 何を忘れて行ってもいいから 子供だけは忘れんなよ うるせえから と 帰り際の 決め台詞みんな 笑っていた あの頃 引き上げたその 長男の家は 今はもう借家 知らない誰かさんが お住みになられている と同時に 記憶の扉を 開けば そこに今も