2014-05-16 渦へ 詩 ゆっくりと 回転しながら 古くなって いらなくなった 感情のカケラたちを ブラックホールへ 返す 精霊流しのように そっと置いて ゆっくりと 流して キラキラと 最後の 輝きを放ちながら 渦を巻く 虚空の中心へ 流れ 流れ 流れ ただの エネルギーへと さようなら さようなら さようなら 私と 呼ばれた 感情の カケラたち あ り が と う