まるで
何千年前
何万年前
何億年前…
といくらでも遡れる気がする
過去も
その逆の
未来も
時という
ゲームの中だけの
モードに過ぎない
しかも
自分が感じている
1日を元にした
超限定的な感覚
に過ぎない
時計を見れば
動き続ける
針
写真を撮れば
写り続ける
物
よくぞここまで
リアルに感じられ
当たり前の前提として
受け入れている世界
まるで
世界の中にいるような
時間の川に流されているような
せせこましくも
欲望にまみれながら
老いさらばえて
骨になってしまうような
既にある
無限の可能性を持つ
無限の世界が
今この瞬間に
選択されているだけ
としたら
過去はあり
過去はない
未来はあり
未来はない
カルマはあり
カルマはない
既にある世界
認識できていない世界
選択しなかった世界
選択しないことも
選択
チック
チック
チック