新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

湯たんぽ

 
夜中に目が覚めた
  
シーツが濡れていた
柔らか湯たんぽから
お湯が溢れていた
  
夢から目覚めるから
現実世界に戻ってくるのか
夢を見ている時は
現実世界など
忽然と消えているのか
  
目覚まし時計が鳴るから
起きるのか
起きるから
目覚まし時計が鳴るのか
 
リアリティーの境界
感じ方だけの

 
世界認識装置
としての

  
世界創造主体
としての