中学か高校生の時
好きでもないキャンプの研修
地元のキャンプ場のログハウス
毛布一枚で凍えるように
眠れぬ夜を過ごした
一夜
その強烈な寒さの経験が
あるからこそ得た
じいちゃんやばあちゃんを
気遣える感性
数ヶ月おきに
三人連続
なぜか知らないが
夜勤中に看取ることとなる
夏とは言え
窓からの風は
冷たいこともある
冷たい夜風を避けるため
扇風機を切り
窓を閉めてはいたが
結局は
旅立っていった
寒くなかったかい
今の自分にできることは何か
それに気づける
自分でありますように