ジュウジュウいってる
暑い鉄板皿に盛られた
ミートパスタの上に
熱々のカツと目玉焼き
黒い服を着て
いつも手帳に書き込んでいる自分に
「新聞記者さんですか?」と女将さん
指を怪我したとき絆創膏をくれた女将さん
「これを読んでみたら?」
と、名も知らぬ僕にクリスチャンが書いた本をプレゼントしてくれた女将さん
そんな馴染みのレストランが
突然の閉店
この街に来て
いつも一人ぼっちの自分が
ワクワク出来た
オアシス
マスター
女将さん
43年間、お疲れ様でした
ゆっくりとお身体を養われますように
ありがとうございました