捨ててきたもの
拾ってきたもの
答えのない世界で
どれだけ
問い続けられたか
生まれた日から
死ぬ日まで
その道の上で
その時の中で
何を感じ
何を経験したのか
己の小ささ
己の傲慢さ
己の怠惰さ
己の弱さ
全部自分
開かれるその日まで
楽しみは
残されている
誰もが
自分を救える
ひとりじゃないから
絆に気づける
ひとりだから
問いに気づける
分離された
私よ
それでも尚
光はここに