2010-12-24 真冬の銀河鉄道 詩 ただ、ひたすらに 下へ上へと 降りしきる 雪 その矢印は さし続ける 心の一番奥で その瞳は 見つめ続ける 心の一番奥で その耳は 聴き続ける 心の一番奥で 一番奥に 目に見えるものより 遥かに深くある 宇宙 手探りでもいい たどたどしくてもいい 静かに もっと静かに 氷のレール 車窓の流れ星 渦を巻く時の断面 一番の幸を探す 無数の一人達