この世界の下絵
この自分の下絵
何を描こうとしていたのか?
何を掘り出そうとしていたのか?
ここには何でも有るように見えるけれど
本当は何にも無いのかもしれない
感じているもの皆全て
実在たりや否や?
五感を信じてはいる
しかし
五感に支配されたくない
自覚なき自殺を
してはいないか?
茹で蛙の緩慢なる死
それを笑えるほど
僕は自分の生に
どれだけ自覚的であるのか?
有り続ける事が出来るか?
寝るのが惜しいエゴ
寝続けたいエゴ
闇
そんなもの消え行く姿で振り返らずに
走れ!
感じるままに!