2010-07-24 手紙 詩 届かない記憶の中で 眠り続けている 哀しみ 夜明けの向うに 幸せがあるのなら 永遠に届かない 夜は明けない 何処までも そして 何時までも 堅い殻 外からは誰も壊せない 見えないから 時だけが 温もりだけが 生まれ変わる朝に 手紙のような雨が 降る 一粒一粒の 祈り 届くように 忘れぬように と