2010-05-08 無風 詩 時の上っ面に この身を合わせても 滑り落ちるだけ あまりに無常 無風のようで 暴風に流されるだけの 自我達 ただ ただ 明日さえも見えぬ 白い暗闇の中を 手探りでも探す 犀の角のように 淡々と 粛々と 堂々と