2010-01-24 菓子パン 詩 時間の中の 時間 空間の中の 空間 形の中の 形 色の中の 色 これと決め付けられぬもの それと指し示しえぬもの 宇宙という名の 壮大なる矛盾ワールド 千変万化し 栄枯盛衰し 無常の真っ只中で 己を規定するもの 何も無い 意志? 感覚? 認識? 雪と氷の隙間を 蛇行する北の川 ツルツルに凍結した 道端で転んで出来た傷 偶然と必然の 境界も知らぬまま 僕は 菓子パンを齧った