新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

掃き溜めに鶴

 
何度も夜は生まれても
何度も夜は消えてゆく
 
何度も不安は生まれても
何度も不安は消えてゆく
 
暗闇に揺れる炎
 
不安に揺れる瞳
 
一人の人間が
一人で悩んで死ぬ程の
そんな
ヤワな存在じゃ無いはず
何の為の多様性だ
生きる為の多様性だろ
その為の地球だろ
  
糞みたいな俺達だって
糞には糞の生き様がある
 
地球という掃き溜めには
宇宙で一番美しく優しい
鳥がいる