2009-03-26 離陸 詩 ループし続ける 執着の地平 エゴの映し出す 快楽と地獄 剥いても剥いても 実態の現れない 玉葱のように 形の中には 何も無い 幻の痛み 幻の痒み リアルなのは 苦しみそのもの 肉体への刻印は 魂への問いかけを促し 執着の地平から 足元の 大空へ 己を解放する