新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

夏の月

aozoraremon2008-08-22



「太陽か」
爺ちゃんが聞く


「あれは月ですね 満月」
そう答える僕


幾つ目の夏なんだろう

幾つ目の月なんだろう


青空の中
早朝の月


カーテンを開ければ
あなただけは
いつも
見ていたんですね


深夜勤


音だけ聞いた
花火大会


もうすぐ
終わる夏


冷えてゆく
窓辺


だけど


僕は
作るよ


自分だけの夏を