2007-11-07 舟 詩 橋の上から 見下ろせば 地球 この橋の向こうに 何があるのか 何処から来て 何処へ行くのか 気づいたら もう 歩いていた 気づいたら もう 話していた 気づいたら もう 自我があった 地球は 黙ったまま 静かに 回っていた 何十億の人々 動物達 植物達 ありとあらゆる 生命を乗せて 舟は 進む