新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

自分の光

 
天空の星
幾万幾億
生まれては
消えていく
 
星々も
転生し
あらたな
命を宿す
母胎となる
 
いつかは
帰るときがくる
 
その日まで
その朝まで
 
私に残された
有限の
地上時間 
 
あまりにも
怠惰すぎた
 
あまりにも
傲慢すぎた
 
愚かな私
 
巨大な振り子が
闇の中で
往復している
 
このままで
いいわけが
ない
 
どうする
 
振り返っても
漆黒の闇
 
暁をもとめて
言葉を捨てて
歩くか
 
それとも
 
言葉にぶら下がるか
 
ともかく
書き続けよう
 
迷いながら
転びながら
求め続けよう
 
自分の光を