新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

咳と父

咳が続く

 

咳止めを飲むが

効き目がないので止めた

 

結局のど飴を舐めている

 

発作的に出る

 

家で咳すると

「うるさい」と父に怒られる

 

わざとらしいから

 

確かに日頃

咳をしながら

「いつもすまないねえ」と

時代劇的なギャグを入れていたので

そう思うのかもしれない

 

昔から戸をよく閉めずに

出ていくくせに

母がたまたま開けていた戸を

「誰が開けたんだ」

と怒っている

 

そのくせ「こいつは自分の事しか

考えていない」という

 

人の言動はありありと

見える

 

 

陽性2日目

3:25 37.3℃

12:00 37.6℃

14:15 37.8℃ 咳がたまに出る。マインドは明るい。

17:15 37.9℃

21:30 38.1℃

 

朝食:みかん、甘酒

昼食:やきそば、コーラ ミニアンパン

夕食:ごはん、サラダ、さんまの甘露煮

 

 

抗原検査陽性

11:00 休憩時間前に抗原検査を受け昼食を食べている間に結果陽性に。

    消毒と身の回りの物を片付けて早退する。

12:00 帰宅後イベルメクチン1錠飲む

    職場から今後の日程の説明を受ける。

    入浴する。

13:50 37.6℃

14:00 38.0℃ 職場へ一報入れる。保健所へ一報入れる。

    風邪薬で対応するよう指導ある。

15:20 38.5℃ 頭痛する。

 

 

黙想

夜勤で

日中の記録の指摘をつぶやいていると

「何様だと思っているんだ」

と急に怒り出し

「あなたの言うことは聞きません」

と硬直な態度に豹変する女

 

つくづく疲れる

 

無視するに限る

 

売り言葉に買い言葉

 

この循環に乗らない

 

無意識に自分も

ドラマの三角形の歯車に

乗ってしまう

 

まだまだ青い

 

正見正語

 

目をつぶる

 

 

風が吹けば

旗が見える

 

風は自然

旗は人工

 

旗がはためく

風が見える気がする

 

でも見えない

 

でも感じる

 

旗があるから

草木が揺れるから

風車が回るから

 

頬に

手に

 

感じることの

豊かさ